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※このウェブページは中学校理科1年の学習内容です。<1年p.28>
3 裸子植物
毎年冬から春にかけての花粉のニュースなどでわかるように,スギやマツは花粉をつくる。このことから,これらの植物も花をつけることが予想される。ただし,これらの植物を1年中観察しても,アブラナやツツジなどのようなあざやかな花弁のある花はみられない。スギやマツは,どのようなつくりの花をつけ,花から種子へはどのように変化するのだろうか。
探究4 マツの花とまつかさの観察
準備
マツ,ピンセット,ルーペ,顕微鏡観察用具
マツの枝についている雌花,雄花,まつかさを観察しましょう。公園などでは,採取が禁じられていることがあるので気をつけます。
① マツの雄花と雌花を採取して観察する。
雌花のりん片を取り,ルーペで観察する。
雄花のりん片を取り,ルーペで観察する。花粉を双眼実体顕微鏡で観察する。雄花のりん片には花粉のうがついていて,その中に花粉が入っている。
② まつかさと種子を観察する。
去年受粉した雌花が変化して,緑色のまつかさになっている。まつかさを採取し乾燥させて,りん片の間にある種子を観察する。