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※このウェブページは中学校理科2年の学習内容です。<2年p.38>
1|化学反応式
1 化学変化の前後における物質の質量
中学校1学年では,物質が固体,液体,気体と状態変化したとき,体積は変わるが質量は変わらないことを学んだ。これを原子のモデルで考えると,液体の水が蒸発して気体の水(水蒸気)になったとき,分子どうしの距離が広がるが,水分子そのものは変化せず,水分子の数も変化しないと説明できる。
一方,探究3では,水分子そのものがばらばらになり,水素分子と酸素分子に分かれたといえる。このときの化学変化の前後の質量について考えてみよう。
図1の①から②に変化したとき,③から④⑤と変化したとき,前後で原子の数が変わらないことに注意しましょう。
図1 水の状態変化と分解
図2 気体が発生する化学変化
二酸化炭素や水素を発生させる実験も化学変化を利用していたんだね。
このとき,「発生させる前からあった物質」「発生した物質」「残った物質」の質量には関係があるのかな。