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※このウェブページは中学校理科3年の学習内容です。<3年p.41>

図2 物体を持ち上げる仕事を考える

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物体を持ち上げるには,重力より大きな力が必要なように思えます。

いいえ,もしも,物体に加える上向きの力が重力や摩擦力よりも大きければ,だんだん速くなる運動になってしまいます。ゆっくり一定の速さで持ち上げるために加える力は,加わっている力と同じでよいのです。慣性の法則を思い出しましょう。

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3 水平面上で物体を動かす仕事

 摩擦のある水平面上で物体を動かすとき,物体には摩擦力がはたらいている。物体をゆっくり一定の速さで動かす仕事をするには,物体にはたらく摩擦力と同じ大きさの力を摩擦力と反対向きに加えればよい(図3)。

図3 水平面上で物体を動かす仕事

4 仕事をしていない場合

 力が仕事をするのは,「力を加えながら,力の向きに動かした」ときである。図4のような場合,力は仕事をしていない(仕事が0 J)。それぞれ例をみると,力の向きには物体が動いていないことがわかる。

図4 仕事をしていない場合

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仕事をされた物体は,ほかの物体に仕事ができる状態になることがあります。

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たとえば,仕事をされて運動している物体は,ほかの物体に仕事をすることができます。

仕事をされて高い位置にある物体は,落ちると他の物体に仕事をすることができますね。

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図5 仕事をされた物体

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