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※このウェブページは中学校理科1年の学習内容です。<1年p.76>
方法
準備
気体A オキシドール(2.5〜3.5%過酸化水素水),二酸化マンガン(粒状)
気体B 石灰石,塩酸(5%)
共通 石灰水,線香,マッチ,白い紙,試験管(8),ゴムせんつきガラス管,ゴムせん(6),水そう,試験管立て,ピンセット,リトマス紙,保護めがね
1.気体を発生させ,試験管に集める
実験Aの方法で気体Aを,実験Bの方法で気体Bをそれぞれ発生させ,それぞれア〜ウの3本の試験管に集める。
気体A
ポイント
はじめに出てくる気体は,主に試験管の中にあった空気なので,実験には使わない。
ポイント
気体がたまった試験管は,水中でゴムせんをしてから取り出す。
注意!! 薬品が皮ふについたらすぐに水で洗う。
ここでは水上置換法で気体を集めています。酸素は水にあまり溶けず,二酸化炭素は水に少し溶ける程度なので,この方法が向いています。また,酸素も二酸化炭素も,空気より密度が大きいので,下方置換法を用いることもできます。
ポイント
試験管の口は水中に沈めたまま,試験管から水が落ちないように立ち上げる
オキシドールは消毒薬として使われます。皮ふと反応して気体が発生し,傷口の異物をふき飛ばすはたらきがあります。
水上置換法は,水蒸気が少し混ざってしまいますが,他の方法よりも純粋な気体を集めることができます。