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※このウェブページは中学校理科1年の学習内容です。<1年p.223>

資料 アンモニアを使った噴水

 アンモニア(p.79)が水に非常によく溶ける性質と,水溶液がアルカリ性を示す性質を利用して,フラスコの中に赤い噴水を生じさせる実験があります。

 図のように装置を組み立て,フラスコにアンモニアを満たします。はじめにフラスコの中にスポイトで少量の水を入れると,その水にアンモニアが溶けてフラスコ内の気体が少なくなり,ガラス管を通って水が下のビーカーから吸い上げられます。すると,その水にさらにアンモニアが溶けてフラスコ内の気体が少なくなり,それがくり返されることで,吸い上げられた水が勢いよく噴水となります。

 下のビーカーの水に「フェノールフタレイン溶液」という薬品を溶かしておくと,アンモニアが溶けた水が赤色になり,赤い噴水となります。


 注意!! 
 実験を行うときは,保護めがねをかけ,換気に注意する。

フェノールフタレイン溶液は,酸性や中性の水溶液中では無色ですが,アルカリ性の水溶液中では赤色に変化します。

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