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※このウェブページは中学校理科1年の学習内容です。<1年p.88>

 状態変化と温度

 固体が液体になるとき❶の温度を【融点】という。また,液体が沸とうして気体になるときの温度を【沸点】という。

 たとえば,水の融点と沸点は図8のようなグラフで表すことができる。純粋な物質であれば,状態変化が起こっているときは温度が変わらない。

理想的な状態では,氷を加熱していくと,0℃で液体になり始め,すべて液体になるまでは0℃のままである。さらに加熱していくと,水の温度は上昇し,100℃で沸とうが始まり,すべて水蒸気になるまでは100℃のままである。水蒸気を熱し続けると,温度はさらに上昇する。なお,水がすべて水蒸気になるまでの時間は省略して表している。

図8 水の状態変化と温度

パルミチン酸を加熱すると,このように温度変化し,融点は約63℃とわかります。

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エタノールを加熱すると,このように温度変化し,沸点は約78℃とわかります。

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図9 パルミチン酸とエタノールの温度変化

❶ 一般に,「固体から液体に変化する」ことを「とける(融ける・熔ける)」というが,この教科書では「溶ける(水に溶ける)」と区別するため,「液体に変化する」ことを「とける」とよんでいない。

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