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※このウェブページは中学校理科1年の学習内容です。<1年p.108>

 物体がずれて見えるとき

 図12のように,厚いガラスを通した物体がずれて見えることがある。これは光の性質と,私たちが物体を見るしくみに関係している。

 私たちは,図12(a)②のように,光の延長線上に物体がなくとも,そこに物体があるように感じる。これも,実際にはそこにない物体があるように見えるため,物体の像といえる。

(a)えんぴつの見え方

(b) (a)を上から見たときのえんぴつと目の関係

厚いガラスを通して見た物体は,(a)②の部分のようにずれて見える。このとき,①のように通常見た状態で目にとどく光と,②の光で道筋が異なる。

図12 ずれて見える物体と光の関係

 光の屈折

 光が物質と物質の境界面を通りぬけるとき,境界面で折れ曲がって進むことがある。これを光の【屈折】といい,屈折した光を【屈折光】という。入射光が境界面に垂直な線との間につくる角を【入射角】,屈折光が境界面に垂直な線との間につくる角を【屈折角】という(図13)。

図13 光の屈折

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生花をしていたときに,こんな現象を見つけました。

真っ直ぐな茎を水に入れたら,曲がって見えました。

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器に水を注いだら,底にある剣山❶が見えるようになりました。

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図14 光の屈折による現象

❶ 生け花のときに植物を立てるための道具。

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