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※このウェブページは中学校理科1年の学習内容です。<1年p.153>

 マグマのねばりけと火山の特徴

 マグマの成分は火山によって異なり,それによって,マグマのねばりけや色などが異なっている。マグマのねばりけによって火山の噴火のようすや火山の形にもちがいが生じる(図5)。

マグマのねばりけが大きいほど,しばしば爆発的に噴火する。また,溶岩そのものが火口で固まった場合,ドーム状の地形(溶岩ドーム)ができることがある。溶岩ドームは火口でできる小さな地形である。噴火が何回も起こり,火山噴出物が広い範囲に積み重なってできる,たて状火山・成層火山とはでき方が異なる。

マグマのねばりけが中程度の場合,噴火がくり返され,溶岩と火山れき・火山灰が交互に積み重なって,円すい状の火山(成層火山)になりやすい。

マグマのねばりけが小さいほど,ねばりけの小さい溶岩を噴出するおだやかな噴火がくり返される。その結果,溶岩などが広い範囲にうすく重なることで傾斜のゆるやかな火山(たて状火山)ができやすい。すそのが数十kmになることもある。

図5 マグマのねばりけと火山の形

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ねばりけが小さい物質ほど,うすく広がる性質があるね。だから,傾斜がゆるやかな火山ができるんだね。

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