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※このウェブページは中学校理科1年の学習内容です。<1年p.155>

 火山灰の中に見られる規則正しい形の粒を【鉱物】といい,マグマが冷えて固まるときにできた結晶❶である。火山灰に見られる鉱物は,白っぽい鉱物(無色鉱物)と,黒っぽい鉱物(有色鉱物)に分けることができる(図7)。無色鉱物には,セキエイ,チョウ石,有色鉱物には,クロウンモ,カクセン石,キ石,カンラン石,磁鉄鉱がある。

 一般に,ねばりけの大きいマグマからは無色鉱物が多くできて,火山灰は白っぽくなる。一方,ねばりけの小さいマグマからは有色鉱物が多くできて,火山灰は黒っぽくなる。

鉱物は,種類によって特徴のある独自の形がある。成長した鉱物はその形がわかりやすい。

図7 いろいろな鉱物

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宝石の多くは,マグマにふくまれる成分からできた鉱物です。特にきれいな結晶は,みがかれて宝石としてあつかわれます。また,削り方にも技術があり,光が多く反射して,キラキラするようにくふうされています。

水晶 (セキエイ)

ダイヤモンド (炭素)

ペリドット (カンラン石)

ルビー (酸化アルミニウム)

❶ いくつかの面に囲まれた規則正しい形の固体を結晶(→p.73)という。塩化ナトリウムをはじめ,いろいろな物質が結晶をつくるが,マグマ(主に二酸化ケイ素でできている)からも結晶ができ,それが鉱物である。

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