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※このウェブページは中学校理科1年の学習内容です。<1年p.174>

 地層の広がり

 地層の重なりを柱のように表した図を【柱状図】という(図16)。

 地層は,広く層状に堆積してできるので,水平方向にも広がっている。その広がりは,柱状図を比較することでわかる。

 柱状図を比較したとき,特徴的な化石や岩石をふくむ層,または火山灰をふくむ層があると,離れた場所でも同じ時期に堆積した層であることを知る目印になる。このような目印になる層を【かぎ層】という。

 同じかぎ層があれば離れた場所の地層のつながりがわかる。かぎ層や堆積岩の種類をもとに地層を調べると,その地層が堆積した当時の環境や,地層がいつ堆積したか,地層がどこまで広がっているかなどの過去のようすを復元することができる。

(千葉県の地層の例) この地域の地層は多くの火山灰の層をはさんでいる。それをかぎ層として,離れた場所の地層のつながりがわかる。

図16 柱状図とかぎ層

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