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※このウェブページは中学校理科1年の学習内容です。<1年p.181>

 地震の発生

 プレートを構成する岩石が割れてずれた場所を断層といい,プレート内部には断層が多くあることがわかっている。
 プレートの動き(図2)にともないプレートどうしが押し合うなどすることで,岩石には常に非常に大きな力がはたらく。すると岩石は変形するが,変形にたえられず,やがて断層が急激にずれる。これが地震という現象である(図3)。断層の中でも,近年に活動した証拠があり,今後も動く可能性がある断層を特に活断層という❶。

●内陸で起こる地震 プレート内部にもともとある活断層が再びずれて起こる。比較的浅い場所で起こる。

地震は,もともとプレートにある活断層が再びずれて起こることが多い。内陸型地震は,比較的浅い場所で起こる。

かたい物体に力を加え続けると,ある時点で急に大きく割れる。断層もこれと同じようなしくみでできる。

● 海溝付近のプレート境界で起こる地震 マグニチュード(→p.189)が大きくなりやすい。

① 海洋プレートが大陸プレートの下に沈みこむ。

② 大陸プレートのふちが海洋プレートに引きずられる。大陸プレートのふちが変形する。

③ 大陸プレートのふちが変形にたえきれなくなり反発する。このとき,プレートの境目の岩石が破壊される。

図3 日本列島付近で起こる地震

❶ 物体には,変形させるともとにもどろうとする性質があり,それが力(弾性力→p.142)を発生させる。

❷ 活断層は,今後も地震を起こす可能性が高い場所として,防災や地震予測の点で注目されている。

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