gkt-horizontal-line
※このウェブページは中学校理科1年の学習内容です。<1年p.184>
この実習はどんなことをするのかな?
「等時線」をかいて地震波の伝わり方を推測します。ここでいう等時線とは,初期微動がはじまった区切りのよい時刻の線です。実習A・Bの図は,各地のゆれはじめの時刻(初期微動)を〔分:秒〕で表しています。それぞれの初期微動が到達した時刻から,初期微動の「等時線」を見極めて,等時線をえがきます(右図)。
方法
準備
白地図(または下の図),筆記用具
実 習 A ゆれの伝わり方を調べる①
図は2008年6月14日,午前8時43分に発生した地震について,各地のゆれはじめの時刻を示している。
図の44分15秒の円にならって,43分55秒,44分05秒…と,ゆれがはじまったと思われる観測地点をなめらかな曲線で結ぶ。
地震波の伝わり方は,地下の構造によって一定とはかぎらず,きれいな等時線がえがけるわけではありません。大まかな傾向をつかみましょう。