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※このウェブページは中学校理科1年の学習内容です。<1年p.189>

 マグニチュード

 震度はゆれの大きさの表し方であり,一方,地震そのものの大きさの表し方として【マグニチュード】❶(記号M)がある。マグニチュードは,M3.0やM5.5というように表される。

 図12は,震源がほぼ同じで,マグニチュードがちがう地震のゆれの分布である。マグニチュードの大きい地震の方が,広い範囲でゆれが観測され,震央付近のゆれが大きいことがわかる。また,マグニチュードが大きくても,観測値と震源の距離が大きい(震源が深い,または震源が離れている)ほど,観測地点のゆれは小さくなる。

(a)平成30年北海道胆振東部地震 (2018年9月6日3時)

(b)(a)の3日後の地震 (2018年9月9日22時)

図12 マグニチュードと震度の関係

この図は地表の主要動のゆれの強さを表しています。

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地下の震源付近はゆれが大きくても,それが地表まで到達する間に波が弱くなります。そのため,震源から遠いほどゆれは小さくなります。

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❶ マグニチュードが1大きくなると,地震で放出されるエネルギーは約32倍になる。たとえばM7の地震のエネルギーは,M5の地震の1000倍である。

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