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※このウェブページは中学校理科1年の学習内容です。<1年p.210>

基本操作 (透過型)顕微鏡の使い方

一般的な顕微鏡では600倍くらいまで拡大できる。プレパラートを作成することで,試料の細かなつくりを観察できる。


 注意!! 
 持ち運ぶときは,片手でアームをしっかり持ち,他方の手で鏡台を下から支えて持つ。

使い方
① 対物レンズを一番低倍率にする。


 ポイント 
 

レンズがはずれている場合はレンズをはめる。このとき,接眼レンズ,対物レンズの順にはめて,鏡筒の中にごみが入らないようにする。レンズをはずすときは,対物レンズ,接眼レンズの順にする。

② <反射鏡式> 反射鏡としぼりを調節して,視野が均一に明るくなるようにする。

<照明装置式> 光源のスイッチを入れる。接眼レンズをのぞきながら明るさを調節する。


 注意!! 
 絶対に反射鏡に直射日光を当ててはいけない。強い光が目に入り,目をいためることがある。

③ 接眼レンズをのぞきながら,調節ねじを回し,プレパラートと対物レンズとの間を広げてピントを合わせる。しぼりで明るさを調節する。


 注意!! 
 必ず横から見ながら行う。対物レンズをプレパラートにぶつけてこわすことがある。

④ プレパラートをステージにのせ,調節ねじを回して対物レンズとプレパラートをできるだけ近づける。

●透過型顕微鏡の倍率
  接眼レンズの倍率と対物レンズの倍率をかけ合わせた値が顕微鏡の倍率になる。たとえば,接眼レンズの表示が「10 ×」で,対物レンズが「4 ×」であれば,顕微鏡の倍率は10 × 4で40 倍である。

●試料の探し方
① 試料を観察するときは,一般にスライドガラスを使う。スライドガラスに観察する試料をのせて,ステージに置く。
② はじめに低倍率で観察する部分を探す。次に倍率を上げて観察する。低倍率の方が視野が広いので,観察する部分を見つけやすい。
③ 試料を視野の中央にくるようにするとき,「スライドガラスを手で動かす向き」と,視野の中で「試料が動く向き」は逆になる。

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