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※このウェブページは中学校理科2年の学習内容です。<2年p.17>
6 元素記号と周期表
元素にはそれぞれ記号が決められていて,アルファベット1文字または2文字で表される(図9)。この記号を【元素記号】とよび,世界で共通に使われている。元素を原子番号などにもとづいて整理した表を【周期表】という(図11)。周期表では,性質の似た元素が縦にならぶ。
次の物質は中学校でよく出てきます。 周期表で元素記号を覚えておきましょう。
金属 ナトリウム,マグネシウム,アルミニウム,カリウム,カルシウム,鉄,銅,亜鉛,銀,バリウム,金
非金属 水素,ヘリウム,炭素,窒素,酸素,塩素,ケイ素,硫黄
原子の考えは古代からありました。しかしそれが科学的になったのは19世紀です。18世紀後半に精密な上皿てんびんを使って,質量を正確に調べる実験が行われるようになり,19世紀の初頭にドルトンが唱えた原子説は,化学変化における質量の変化などが根拠にされました。
ドルトン(イギリス,1766〜1844年)
ただし,原子を観察できるわけではなかったので,原子説は,長い間仮説として考えられていました。その後,原子があるとしか考えられない現象が集まってきて,原子説は受け入れられていきます。今では,特殊な顕微鏡(→p.8)によって,原子1粒を撮影することができます。
原子カードに磁石を貼っておくと,黒板などにつけられるから,みんなで話し合うときに便利だね。
さっそく,次の探究2から使ってみましょう。下のウィンドウから原子カードアプリも利用できます。