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※このウェブページは中学校理科2年の学習内容です。<2年p.99>

 デンプンの消化

 デンプンは,ブドウ糖の分子が多数連なってできた大きな分子である。アミラーゼが,デンプン中の分子のつなぎ目を切ることで,デンプンはより小さな分子(麦芽糖❶など)になる(図2)。デンプンが分解されてできた分子は,消化管の中でそのほかの消化酵素によって最終的にブドウ糖にまで分解される。

 タンパク質や脂肪の消化

 アミラーゼはデンプンを分解するはたらきをもつが,タンパク質や脂肪にははたらかない。タンパク質は,胃液にふくまれるペプシンと,すい液にふくまれるトリプシンという消化酵素によって分解され,最終的にアミノ酸になる。脂肪は,すい液にふくまれるリパーゼによって,脂肪酸とモノグリセリドに分解される。このように,それぞれの消化酵素は,はたらく対象が決まっている。

アミラーゼのはたらきにより,ブドウ糖分子が2つ連なった分子(麦芽糖)などができる。ブドウ糖や,ブドウ糖が連なってできているデンプン・麦芽糖などは,「糖」とよばれる物質の一部である。

図2  アミラーゼによるデンプンの分解
図3 酵素をふくむ薬品など
図4 主な消化液と消化酵素

それぞれの消化器官と消化液の組み合わせを理解しましょう。

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❶ 水あめの主な成分である。

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