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※このウェブページは中学校理科2年の学習内容です。<2年p.133>
電池には「1.5V」などのような表示がされている(図4)。この「V」という記号はボルト(記号V)とよみ,電圧(回路に電流を流そうとするはたらき)の大きさを表している。電圧の大きさは電圧計ではかることができる。 電圧,電流の大きさをはかって調べてみよう。
探究1 電流と電圧の決まり
電池を出た電流は,豆電球で使われるから電池にもどってきたときは小さくなるのかな?
豆電球を流れる前とあとの電流の大きさをはかってみよう。
中学校では「電流計」「電圧計」という器具を使い,電流や電圧の大きさを正確にはかります。それぞれの使い方については,p.248,249 を見ましょう。
方法
準備
豆電球(1),乾電池(1),クリップ付き導線,電流計,電圧計
① 豆電球1個,乾電池1個の回路で,豆電球の前後の電流の大きさをはかる。
② 豆電球,乾電池などの区間の電圧をはかる。
結果
私の班の結果を見ると,豆電球を流れる前とあとで電流の値が変わってる。
誤差を考えましょう。クリップのつなぎ方ひとつで電流計の値は,わずかに変わるし,目盛りを読んだ人がちがえば,読み方のくせがちがうかもしれません。電流計自体にも誤差があります。数mAの差があったとしても,真の値(不正確さを仮に取り除いたとしたときの値)までもちがうとはかぎりません。
電流は回路のある点ではかりますが,電圧は区間ではかります。