※このウェブページは中学校理科2年の学習内容です。<2年p.182>
方法
準備
プラスチック製ストロー(曲げることができるもの,2),つまようじ,ティッシュペーパー(2)
変える条件 電子が増えた物体,電子が減った物体
そろえる条件 こする回数,気温・湿度,物体の質量
① ストローAをティッシュペーパーAでこすり,つまようじにのせる。
ポイント
こすったあとの物体どうしは,触れさせない。
② ストローB をティッシュペーパーB でこすり,ストローA にストローB を近づける。
③ストローA にティッシュペーパーA を近づける。
④ストローA をこすったティッシュペーパーA とストローB をこすったティッシュペーパーB を近づける。
結果
㋐ 手順②より, ストローどうしはしりぞけ合う。
㋑ 手順③より,ストローとティッシュペーパーは引き合う。
㋒ 手順④より,ティッシュペーパーどうしはしりぞけ合う。
考察
ティッシュペーパーでこすったストローA,ストローB には,−の電気をもつ電子が集まっている。一方,ティッシュペーパーからは電子が移動して,+の電気を帯びている。
結果の㋐,㋒から,同じ種類の電気どうしはしりぞけ合うと考えられる。結果の㋑からは,異なる種類の電気どうしは引き合うと考えられる。
いろいろな物質の組み合わせで試してみると,−の電気の性質は,もとの物質にかかわらず同じようです。