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※このウェブページは中学校理科2年の学習内容です。<2年p.228>

 春の天気

 春は,シベリア高気圧の勢力が弱まり,大陸上にあたたかく乾燥した空気をともなう移動性の高気圧【移動性高気圧】が発生し,日本にやってくる。この高気圧におおわれている間は,あたたかくおだやかな天気が続く。しかし,西から低気圧が近づいてくると,天気はしだいにくもりに変わり,雨となる。

 このように,移動性高気圧と低気圧が交互に西から東に通過していくため,晴れと雨の天気が,一般に4〜6日の周期でくり返されることが多い(図12)。

図11 春の天気図と雲画像 青森県弘前市
⒜ 西からやってきた移動性高気圧が日本の近くにある。(4月4日9時)
⒝ 移動性高気圧が東の海上に出て,西から低気圧が発達しながら日本を通過している。(4月5日9時)

低気圧と高気圧が交互にならぶことが多く,また,低気圧も高気圧も移動性で,大陸から日本にやってくる。これらが春の天気の特徴である。

図12 観察地図の例

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