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※このウェブページは中学校理科2年の学習内容です。<2年p.247>

 プレパラートのつくり方

① スライドガラスに水を1滴落とし,水の上に試料を置く。水中の小さな生物などは,水ごと採取する。

② 気泡(空気の泡)が入らないように,カバーガラスを端から静かに置く。気泡があると観察するときにじゃまになる。

③ カバーガラスからあふれた水はろ紙で吸い取る。カバーガラスのまわりに水があると,対物レンズに水がついてしまうことがある。


 ポイント 
 

試料は光が透過するようにうすくする。光が通りぬけられないと観察できない。

 観察方法

●顕微鏡の倍率

接眼レンズの倍率と対物レンズの倍率をかけ合わせた値が顕微鏡の倍率になる。たとえば,接眼レンズの表示が「10×」で,対物レンズが「4×」であれば,顕微鏡の倍率は10×4で40倍である。

●試料の探し方

① 観察するときは,はじめに低倍率で観察する部分を探す。次に倍率を上げて観察する。低倍率の方が視野が広いので,観察する部分を見つけやすい。

② 試料を視野の中央にくるようにするとき,「プレパラートを手で動かす向き」と,視野の中で「試料が動く向き」は逆になる。


 ポイント 
 

視野の明るさは,高倍率にするほど暗くなる。また,高倍率にするほど,レンズとプレパラートの距離はせまくなる。


 ポイント 
 

試料が見づらいときは右のような場合が考えられる。

水が減って,試料がかわいてきているので,カバーガラスのまわりから水を加える。
明るさにむらがある。この場合は反射鏡を調節する。
気泡やごみがあり試料が見づらい。見やすいところを探すか,プレパラートをつくりなおす。

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