gkt-horizontal-line
※このウェブページは中学校理科2年の学習内容です。<2年p.86>
理路整然 どうする,本実験・対照実験
図11の実験では,「葉の緑色の部分でデンプンができるか」を調べるために,「変える条件」として「色のうすい部分㋐」と「色の濃い部分㋑」の2種類を準備しました。そして,それ以外は「変えない条件」としました。
部分㋑のように,本来調べたい「葉の緑色」という条件がある場合を本実験といいます。一方,部分㋐のように,調べたい条件がないことを対照させ,それ以外の条件がそろっている場合を対照実験といいます。この方法は,実験計画の基本となる大切な考え方で,さまざまな事象を調べるときに実践されています。
小学校で学んだ発芽の「条件をそろえて調べる」という実験がこの「本実験」と「対照実験」に当たります。
本実験は「水をあたえる」。対照実験は「水をあたえない」。それ以外の条件はそろえる。