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※このウェブページは中学校理科2年の学習内容です。<2年p.122>
理路整然 −智に働けば役に立つ− どうする,反応にかかる時間の計算
この実験では計算で何を求めているのだろう?
20人で実験したとしましょう。割り算して平均を求めるということは,「刺激→反応」の関係が,全員同じでなければいけません。最初の人は,ストップウォッチを押したと同時にとなりの人の手をにぎり,この時間は計算にふくめません。次の人から「刺激→反応」にかかる時間としてあつかいます。
19人目が20人目(最初の人)の手をにぎったとき,20人目の人は左手で刺激をうけて,左手で反応します(ストップウォッチを再度押します)。20 人目の「刺激から反応までの経路」は,厳密には他の人とちがいますが,中学校で行いやすい実験として可能な範囲で全員の経路を同じにして,人数分同じ経路をたどったとみなします。ストップウォッチを最初に押してから最後に押すまでの時間を人数(ここでは20)で割ると,1人にかかった平均の時間が求められます。