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※このウェブページは中学校理科1年の学習内容です。<1年p.211>

 理路整然   どうする,スケールが大きすぎる

 植物の実験であれば,その植物を実験室に持ってくることができます。電流の実験であれば,回路を組むことができます。しかし,大気で雲ができる場面は,実験室に持ってくることができません。このようなときは,雲のでき方に関わる根本的な要素を予想して,「その要素だけを実験室で再現する」という考え方をします。この探究でも,結果がわかりやすくなるように, 右のような要素を誇張する方法をとっています。

 現象のスケール(規模,尺度)が大きすぎるときは,どのように実験室のスケールに落としこむかを考えて,探究の計画を立てましょう。

ポイント1 

フラスコの中を一度ぬらすのは,フラスコ内の湿度を上げて,露点に達しやすくするためです。

ポイント2 

実際雲ができるときは,空気中のちりなどに水蒸気がふれることで水滴ができます。線香の煙には,このちりの役割があります。

ポイント3 

空気のかたまりが膨張するようすは,フラスコの中の空気の体積を強制的に増やすことで再現しています。実際は上空の気圧が 低いため,自然に空気のかたまりが膨張しますが,この探究では,人の手で引っぱって膨張させます。

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