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※このウェブページは中学校理科2年の学習内容です。<2年p.262>

資料 乾湿温度計と「打ち水」

 液体の水が蒸発して水蒸気になるとき,まわりの熱をうばっていくため,まわりの温度は下がります。乾湿計はこのしくみを利用しています。また,夏に行う「打ち水」も同じしくみです。道路に水をまくと,水が蒸発するときに道路の熱をうばっていくので,道路の温度は下がります。近年では,屋外で霧をふき出して気温を下げる機器(細霧冷房)も用いられています。霧は空気中ですぐに水蒸気になります。このとき,空気の熱をうばって気温が下がるのです。

(a)打ち水

乾湿温度計は,液体の水が水蒸気に変わるときにまわりの熱をうばうことを利用している。湿度が低いほど,しめらせた布から水がさかんに蒸発するので,湿球温度計から熱がうばわれて温度が低くなり,乾球温度計との温度差が大きくなる。

図1 (b)湿度がわかる理由

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