博物館に並ぶ化石を眺めながら,もしくは野外の露頭で掘った化石を前に「いつか自分もこんな風に化石になりたい!」と思ったことはありませんか?
そんなあなたにうってつけの本があります。 この本では,100万年後に博物館に所蔵されることを目標に,どうやったら自分を化石化できるかをまじめに探究しています。お手本のようにきれいな化石になりたい,DNAまで残して華麗に研究されたい,いっそオパール化して死後も輝きたい,等々,細かな要望にも対応。また,せっかく化石になれても,発見されなくては意味がありません。そのために「将来発見されやすい場所」の解説まで,万全のサポートが用意されています。いつか必要となるときのために,一冊お手元にいかがでしょう?
『化石になりたい よくわかる化石のつくりかた』 土屋健 著,前田晴良 監修 技術評論社 2018年7月 \3,828 ISBN 978-4-7741-9927-6