アメリカのノースダコタ州タニスで見つかった恐竜の脚の化石が,「地球に巨大な小惑星が衝突した日に死亡し,地中に埋まったものではないか」と,話題になっています。
タニスは,恐竜絶滅を引き起こしたとされる隕石の衝突地点から約3000キロ北西に離れた場所にあります。この地で発掘された化石の中には,エラの中に隕石衝突によって飛び出した溶岩の粒が詰まっている魚や,地球外から来た可能性のある粒子が含まれた樹の樹脂など,隕石衝突の影響を生々しく残しているものがあり,問題の恐竜の脚も,隕石の衝突によって即死した可能性があるといいます。