Logo

現在,ふりがな・翻訳表示の調整中です。

【頭の4分の3がとさか,奇妙な翼竜のほぼ完全な化石を発見】

2013年,ブラジルから国外に密輸されそうになっていた大量の化石が,警察の強制捜査により押収されました。その中から,巨大なとさかをもつ奇妙な姿の翼竜のほぼ全身の骨格が発見され,これまで頭骨しか発見されていなかった翼竜 Tupandactylus navigans の化石であることが確認されました。 頭の4分の3が帆のようなとさかでありながら,長い首と長い脚,比較的短い翼をもつこの翼竜は,おそらくとさかを求愛行動に使い,普段は歩行して移動していたのだろうと推測されています。また,同じ科とされているより大きなとさかをもつ翼竜 Tupandactylus imperator と,同種の雌雄なのではないかとも考えられています。

もと記事リンク

論文

読み取り中...