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【m-RNAワクチンの原料,実はしょうゆ会社が作っている!】

新型コロナウイルスのワクチンとして一躍有名になった「m-RNAワクチン」は,40年以上前から研究が進められていましたが,mRNAをそのまま体内に投与すると免疫反応により炎症を起こすことから,ワクチンや医薬品としての実用化は難しいと考えられていました。しかし,m-RNAの構成物質であるウリジンを修飾核酸(シュードウリジンなど)に置き換えることで,免疫反応を起こさずに体内で目的のタンパク質を生産させる,効果の高いワクチンをつくることができるようになりました。 しょうゆでおなじみの「ヤマサ醤油」は,「うま味」の研究から発展して核酸関連物質を50年以上も研究・生産。医薬品原料「シュードウリジン」の生産も行っており,ワクチンの原料として現在フル稼働で世界中へ輸出を行っています。なお,シュードウリジンはしょうゆやつゆなどの製品には使われていないそうです。

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