理科でとても有名な本を,新しい視点で。 理科の実験でもよく登場する「ロウソク」。ロウソクはなぜ燃えるのか? そして,ロウソクが燃えているとき,何が起こっているのか?
ごく身近な現象ですが,そこには科学のタネぎっしり詰まっています。 この本は,化学や物理学での業績を数多くあげたマイケル・ファラデーの講演の記録です。ロウソクをはじめとした身近なものを使ったさまざまな実験から,ワクワクするような科学のエッセンスを引き出します。リチウムイオン電池の発明者で,2019年のノーベル化学賞受賞者でもある吉野彰さんが科学に興味をもつきっかけともなった一冊です。
『「ロウソクの科学」が教えてくれること 炎の輝きから科学の真髄に迫る、名講演と実験を図説で』 マイケル・ファラデー 著,白川英樹 監修,尾嶋好美 翻訳 SBクリエイティブ 2018年12月 ¥1,100(税込) ISBN:978-4-7973-9748-2