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【なぜ受験生は夜型になるのか】

年度末を迎え,期末試験や受験のシーズンとなりました。受験勉強といえばなぜか明るい昼間よりも夜ふかししての追い込みのイメージになりがちですが,睡眠学者がその理由として考えるのは「人間の概日リズム」。

明暗がない,時刻が分からない条件下では,ヒトの概日リズムは24時間よりもやや長くなります。ヒトという生物にとっては,夜ふかしする方が容易なのです。 しかし,夜ふかししたり,昼に長時間仮眠したりすることは,学習の成績やメンタルと負の相関関係にあるという研究結果が出ています。また,世界的には中学生くらいの年齢の子供は8~9時間寝ています。日本の学生の睡眠時間は,短すぎると言われています。しっかりと寝て,試験に向けて少しずつ朝方のリズムに整えていくことが,実力を十分に発揮できることにつながります。がんばれ,受験生!

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