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【房総半島沖の深海から大量のプラスチックごみ発見 ―行方不明プラスチックを探しに深海へ―】

プラスチックごみは生物に分解されず,生態系への悪影響が懸念されています。海洋には今も毎年1,000万トンを超えるプラスチックごみが流入し続けており,その多くが深海に沈んでいると考えられていましたが,実態はよく分かっていませんでした。 今回,有人潜水調査船「しんかい6500」を用いた調査で,房総半島沖の水深6000メートル付近の海底に,大量のプラスチックごみが堆積していることが確認されました。昭和59年(1984年)製造の食品包装がほぼ無傷で見つかるなど,深海ではプラスチックがより分解しにくい証拠も見つかっています。

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