米国の侵略的外来種オオスズメバチが,2024年12月18日に根絶されたとワシントン州農業局と米農務省が発表しました。この昆虫は2019年に初めて米国とカナダで確認され,日本をふくむアジア圏から侵入したものとみられていましたが,積極的な駆除計画により約5年で根絶が達成されました。オオスズメバチは毒性が強く,人間に対して害を及ぼす危険があり,また飼育されているミツバチのコロニーを短時間で壊滅させてしまうため,早期駆除が望まれていました。
この成果について,専門家は,外来種の恒久的な駆除が資金と世間の関心により可能だと評価しています。ただし,オオスズメバチが再び持ち込まれる可能性が完全に排除できるわけではないともされています。
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