昼の長さは夏至の日に最も長く,冬至の日に最も短くなることは教科書にも書かれていますが,実は日の出や日の入りの時刻は,これらの日にちょうど最も早くなる(または,最も遅くなる)わけではありません。これは,実際の昼の長さは太陽の高さの影響を受けており,この高さを決める”太陽の進み方”が一定ではないことによるものです。
2024年の東京都を例に,これらの具体的な数字を挙げてみます。
<2024年の東京都の場合>
夏至の日…6月21日
日の出が最も早い日とその時刻…6月5日~20日,4:25
日の入りが最も遅い日とその時刻…6月23日~7月4日,19:01
冬至の日…12月21日
日の出が最も遅い日とその時刻…1月2日~13日,6:51
日の入りが最も早い日とその時刻…11月28日~12月12日,16:28
※時刻は分が一致している日が複数日存在しているため,期間として記載しています。
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