13世紀にマルコ・ポーロによって『黄金の国ジパング』と紹介されたこともある日本ですが,金の国内採掘は少しずつ規模が縮小され,現在では,商業採掘が行われているのは鹿児島県伊佐市の菱刈鉱山のみとなっています。その一方で,電子機器の発達によって,優秀な電気伝導性をもつ金属である金の需要は上がっているという側面もあります。
鹿児島県霧島市には,1965年に閉山した山ケ野金山という金山がありますが,今回この周辺で,新たな金鉱脈が発見されました。山ケ野金山は江戸時代に発見され,総産金量は2001年の時点で日本国内第7位の28.4トンとなります。カナダの探査会社が2023〜2024年度に実施した調査によると,鉱石1トンあたり9.62〜45.9グラムの金をふくむ鉱脈が確認され,これは優良な金鉱山の基準である3〜5グラムという値を大きく上回っています。現在,さらに正確な位置特定のため追加試掘が進められており,複数の調査が予定されています。
事業は国内企業をふくむ複数の共同企業体が担っており,今後は住民向けの説明会も開催される予定です。
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