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万博で披露された培養肉は“ごはんのほしくなる”香り

3学年の教科書p.269でも紹介があるように,将来的に予想される世界規模の食糧不足問題に際して,牛や豚,魚の細胞から人工的に作る「培養肉」が注目されています。大阪大学らのコンソーシアムは,大阪万博で実物を展示し,それぞれ直径1ミリ以下の筋肉と脂肪繊維をたばねた本物に近い構造を,3Dプリンターで再現しました。残念ながら現状では,法的な問題で万博来場者に対する試食は行われませんでしたが,会場内で行われた香りの体験では,焼いたときの香ばしさが非常に好評でした。実際に食した研究者は,食感が本物の肉に近いと手応えを示し,2030年ごろの市場化を目指しています。
現在のところは,まだ培養に約1か月を要し,本物の肉よりもはるかにコストが高いものの,将来的には味や香り,栄養価までもを調整できる『オーダーメード肉』も期待されます。研究者らは,“『代わり』としてではなく,おいしいから食べたいと思われる培養肉を目指したい”との意気込みを語っています。

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