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※このウェブページは中学校理科3年の学習内容です。<3年p.70>

 被子植物の受精と発生

 アサガオやアブラナなどの被子植物が種子を残すには,おしべとめしべが必要である。柱頭に花粉がつくことを【受粉】という。受粉すると,やがて子し房ぼうやその内部の胚はい珠しゅは大きく成長し,子房は【果実】に,胚珠は【種子】になる(図4)。そして,種子はいろいろな方法で散布される。散布された種子は,発芽に必要な条件(水や温度など)がそろうと発芽し,成長する。

 被子植物の生殖細胞は,花粉の中でつくられる【精細胞】と胚珠の中でつくられる【卵細胞】である。精細胞と卵細胞が受精することで受精卵ができ,やがて種子や果実ができる。このように被子植物も有性生殖でふえる。

図3 有性生殖・無性生殖の例

中学1学年では,受粉ののち果実や種子ができることを学びました。ただし,植物にはそれ以外のふえ方もあります。ジャガイモの②矢印の部分,タマネギの④矢印の部分は,おしべ・めしべが関わらずにでき,果実や種子ではありませんが,成長して植物のからだができていきます。一方,ラッカセイの⑤矢印の部分は,②,④のように土中にできますが,これは果実です。

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図4 花が果実になるまでの変化(サクラの例)

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