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※このウェブページは中学校理科3年の学習内容です。<3年p.89>

 遺伝の規則性と遺伝子

 メンデルは,純系の自家受粉における遺伝の規則性を遺伝子のモデルで考えた(p.87図15)。このモデルで考えると,【メンデルの実験1】(p.85),【メンデルの実験2】(p.86)について,どのように科学的に探究できるだろうか。

 探究4   メンデルの実験結果と遺伝子
気づき

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メンデルは,【メンデルの実験1】【メンデルの実験2】について,分離の法則と次のような形質の現れ方で説明しました。丸粒(顕性)の遺伝子A,しわ粒(潜性)の遺伝子aを仮定して,AA,Aa,aaで現れる形質が決まると考えたのです。

「今まで説明できなかった事実を説明するために,新しいモデルを考える」ということも科学が発展する方法の1つです。そのモデルによって事実がうまく説明できるなら,そのモデルは「科学的にもっともらしい」,つまり「適切である(妥当である)」といえます。

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この考えを使うと,【メンデルの実験1】【メンデルの実験2】がうまく説明できるっていうけど,具体的にどう説明できるのだろう?

課題

【メンデルの実験1】【メンデルの実験2】の結果は,遺伝子でどのように説明できるか。

仮説

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図15は丸粒の純系の遺伝のしかただよね。しわ粒の純系であれば,遺伝子の組み合わせは,aaだけが伝わっていくね。

AAの親と,aaの親からできる子はAaという遺伝子で,顕性の形質(丸粒)が現れるね。

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孫はどうなるの?Aaではない組み合わせができそうだよ。何種類できるのかな。

計画

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原子カードをつくったときみたいに,遺伝子カードをつくってみたらどうかな?

そうか!最初に親の組み合わせを2組のカードで表しておいて,分離の法則は,そのカードがバラバラになることで表せるね。

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遺伝子の組み合わせや,現れる形質を比で表してみよう。

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