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※このウェブページは中学校理科3年の学習内容です。<3年p.90>
探究4 結果から考察する
仮説
遺伝子で考えて,親,子,孫の遺伝を図16のように表した。
① 一方の親の遺伝子をAA,もう一方の親の遺伝子をaaとする。
② 生殖細胞はAとaで,子の遺伝子の組み合わせはすべてAaになる。
③ 孫の遺伝子の組み合わせは,AAとAaとaaが現れる。
方法
右列のボタンから,遺伝子カードのアプリを利用することもできます。
ここでは,顕性の遺伝子をA,潜性の遺伝子をaとして,Aaの遺伝子をもつ両親から子がうまれるとする。Aとaが無作為に子に伝わった場合,子の形質はどのようになるか確かめる。
まず,カードを丸く切り,表にA,裏にaと書く。
① カードを投げて,表が出たらA,裏が出たらaとして,これを子に伝わる生殖細胞の遺伝子とする。
② 2人でペアをつくり,何回もカードを投げ,その組み合わせを記録する。
③ ②の作業をくり返し,AA,Aa,aaの組み合わせが出た回数を記録していく。これを何十回もくり返す。
結果
クラス全体でやった結果をまとめると右の表のようになった。AA:Aa:aaの遺伝子の比はおよそ1:2:1で,形質の丸粒:しわ粒の比はおよそ3:1になる。
考察
遺伝子を仮定し,図16のように考えると,【メンデルの実験1】【メンデルの実験2】の結果がうまく説明できる。遺伝子という原因は,妥当だと考えられる。