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※このウェブページは中学校理科3年の学習内容です。<3年p.156>

 探究7   結果から考察する
考察

・硫酸銅の電離のようすは次のように考えられる。

CuSO₄ → Cu²⁺ + SO₄²⁻

・硫酸亜鉛の電離のようすは次のように考えられる。

ZnSO₄ → Zn²⁺ + SO₄²⁻

硫酸銅水溶液の中の銅イオンが,+極で電子を受け取って金属になり,同時に金属の亜鉛が硫酸亜鉛水溶液に溶けるときに電子を-極に残しているんだね。

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そうか!2年生のときはコイルと磁石を使った「発電機」で電流を取り出すことを学習して,今は化学変化によって電流を取り出す「電池」を学習したんだね。電流を取り出す方法には2種類あるんだね。

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  • 銅の電極の変化から,硫酸銅水溶液中の銅イオンが,金属の銅になったと考えられる。このとき,銅イオンが電子を受け取るはずである。
  • 亜鉛の電極の変化から,亜鉛が硫酸亜鉛水溶液に溶けたと考えられる。
  • p.149図5をあてはめて考えると,亜鉛が亜鉛イオンになるとき,電極の中に電子を残すと考えられる。
  • 亜鉛の電極に残った電子は,導線を通って銅の電極に移動し,そこで銅イオンが電子を受け取ったと考えると,全体がうまく説明できる。
図14 探究7の金属電極の変化と電流を説明するモデル例

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