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※このウェブページは中学校理科3年の学習内容です。<3年p.157>

 ダニエル電池は図15のような原理で,亜鉛から銅への電子の流れが生じることで,電流が生じる。ダニエル電池などの化学電池は,物質がもっている化学エネルギーを電気エネルギーに変換している。

ー 極(亜鉛) (導線へと電子が移動する)

亜鉛の電極の表面では,亜鉛原子(Zn)が電子2個を放出して亜鉛イオン(Zn²⁺)となり,硫酸亜鉛水溶液の中に溶け出していく。放出された電子は導線を通って銅の電極へ向かって移動する。

+極(銅) (導線から電子が移動してくる)

銅の電極の表面では,硫酸銅水溶液の銅イオン(Cu²⁺)が導線から移動してくる電子を2個受け取って銅原子(Cu)となる。

図15 ダニエル電池の原理

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硫酸イオン(SO₄²⁻)はここでの化学変化に関わっていないため,省略しています。

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電池のしくみは電気分解と似てるよね。何がちがうのかわからなくなりそう。

電気分解は電源に金属板をつなぐけど,ダニエル電池の場合は,このしくみそのものが電源なんだね。

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セロファンの役割については,p.263で説明しています。

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