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※このウェブページは中学校理科3年の学習内容です。<3年p.165>
方法
準備
天文に関する年鑑,時計,方位磁針,懐中電灯,スケッチ用具
- 観測する場所を決め,方位磁針で南の方位を確認しておく。
- 日没直後に三日月が見えている日から,毎日または1日おきに,同じ時刻に月の見え方を2週間ほど観測する。
- 月の横方向の位置(方位)は,目印となる建物や地形をスケッチし,これを基準にして記録する。
- 月の縦方向の位置(高度)は,手を使っておおまかにはかる。
- 月の位置の記録のほかに,月の形も記録しておく。
●月の縦方向の位置(高度)は,右図のように手を使っておおまかにはかることができる。まず,片手を伸ばし,手の甲と目の位置が水平になるようにする。その上に別の手のにぎりこぶしを重ねる。こぶし1つ分が約10°である。これを月の高さまでくり返し,高さがこぶしいくつ分になっているかを記録する。
結果
- 毎日同じ時刻に月の見える位置は,日がたつにつれ,西→南→東へと移っていった。
- 月は日がたつにつれて三日月から満月に変わった。
考察
- ・月は図4のように地球のまわりを公転(→p.170)している。
- 月の満ち欠けは,月が太陽に照らされていて,それを地球上から見ていると考えると説明できる。
- モデルは図5のようになる。