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※このウェブページは中学校理科3年の学習内容です。<3年p.170>

 惑星

 惑星は,それぞれ決まった道すじ(軌道)を通って,一定の時間をかけて太陽のまわりを回っている(図7)。このように天体がほかの天体のまわりを回ることを【公転】という。

 太陽系の惑星のうち,太陽と距離が近い水星・金星・地球・火星の4つは,どれも比較的小さく質量も小さいが,表面や内部がかたい岩石や金属でできていて平均密度は大きい。これらを地球型惑星という。一方,火星よりも太陽から遠い木星・土星・天王星・海王星の4つは,どれも比較的大きく質量も大きい。内部に岩石はあるが,水素やヘリウムでできている部分が多く,平均密度は小さい。これらを木星型惑星という。

すべての惑星は,円に近い楕円の道すじで,かつ地球と同じ向きに公転している。また,公転する面(公転面)は,ほぼ一致している。( )内の数字は,地球から太陽までの距離(約1億5000万km)を1.00としたときの,惑星から太陽までの距離である。もし地球から太陽まで,新幹線で休みなく(300km/h)行ったとしても60年近くもかかる。

図7 惑星の軌道


 発展 

一般に惑星の内部には核があり,さらに,核とは異なる物質がそのまわりをおおっている。地球型惑星はほとんどが岩石や金属であり,木星型惑星は主に水素やヘリウムでできている。

 地球温暖化が加速すると,農作物を育てづらくなったり,大きな自然災害が増えたりすることが予想される。そのため,世界的に対策が取られている。

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