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※このウェブページは中学校理科3年の学習内容です。<3年p.172>

 太陽系には惑星以外にも,衛星,小惑星,すい星に分類される天体がある。

 衛星

 月は地球から約38万kmの距離にあり❶,約1か月かけて地球のまわりを公転している。月のように,惑星などのまわりを公転している天体を【衛星】という(図9)。

 月は地球に最も近い天体であり,赤道半径約1700kmの球形で,岩石でできている(図10)。表面にはクレーターとよばれる,隕石が衝突したあとが多数見られる。また,大気はないため,天気の変化などはない。

(地球の北極側から見たとき)

探査機から撮影した地球と月

図9 太陽・惑星・衛星の関係

(a)表面の白っぽい部分は,主に無色鉱物のチョウ石の集まりであるシャチョウ岩である。一方,黒っぽい部分(「海」とよばれる)は有色鉱物もふくまれる玄武岩である。

(b)探査機から撮影した月の表面と地球

図10 月の表面のようす

❶ カモオアレワとよばれる岩石からなる天体は,地球の公転とほぼ同じ軌道で,太陽のまわりを公転している。これは,月に他の天体が衝突するなどして宇宙に放出された,月の一部である可能性があるといわれている。

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