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※このウェブページは中学校理科3年の学習内容です。<3年p.184>

 視点の切りかえ

 私たちが電車に乗って外の景色を見ると,本当は電車が動いているのに,外の景色が動いているように見える。これと同じことが地球上にいる私たちにも起こっている。自転や公転によって動いているのは,地球であり,そこに乗っている私たちであるが,私たちからは天体が動いているように見える(図5)。

 天体の動きを理解するときは,「宇宙からの見え方」と「地球上からの見え方」の両方を考えることが大切である。

この教科書の図では,「宇宙からの見え方」を表す場合,「宇宙から」という灰色の枠で示します。「地球上からの見え方」は「地球上から」という青色の枠で示します。図5で「宇宙からの見え方」と「地球上からの見え方」のちがいを考えてみましょう。

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図5 乗り物が動くと景色が動く

天体の位置は,観測者から見て,南からの方位角と水平線からの高度で表すことができる。

天球を表す道具が透明半球である。半球上でも,天体の位置を南からの方位と,水平線からの高さで表すことができる。

「地球上からの見え方」「宇宙からの見え方」の練習

地球上からの見え方…Aさんが透明半球を顔の前に持ち,その場で回りながら(自転を表す),透明半球から見える部屋の目印の位置(天体を表す)を透明半球の裏側から記録する。

宇宙からの見え方…BさんがAさんのようすを観察し,Aさんの回転と,透明半球の記録を合わせて考える。

図6 天体の位置を透明半球で表す

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