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※このウェブページは中学校理科3年の学習内容です。<3年p.193>

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春分のときは,太陽が真東から昇って,真西に沈むんですよね。図16の春の地球と太陽の関係で,なぜこのような太陽の道筋になるのかイメージできません。

確かめてみましょう。手前に太陽(LED ライト)を置き,地球儀の日本の位置に小型透明半球を貼ります。探究4 と同じように,ペンで光源の位置を小型透明半球上に記録しています。夏至,秋分,冬至でも同じように,地球と太陽の位置関係を変えて,光源の位置を記録すると,太陽の道筋がえがけます。

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図18 日本での太陽の道筋を確かめる(春分の場合)

(a)

北半球が夏至のとき,この図のように,地軸は太陽の側に傾いている。

(b)

北半球が夏至のとき,北極付近の太陽の日周運動は,(b)「夏至」のようになる。このとき太陽が地平線に沈まない。この現象を「白夜」という。白夜は,北緯66.6°以北,南緯66.6°以南で見られ,その地方は,それぞれ,「北極圏」,「南極圏」とよばれる。

北極圏の太陽の日周運動(7月,30分おきの連続写真) 太陽は地平線近くを1日で1周し,沈むことはない。

(c)

北半球が夏のとき,南半球は冬である。南極圏では,(c)「北半球が夏至のとき」のように1日中太陽が昇らない日が続く。

(d)

赤道の日周運動は(d)「夏至」のようになる。また,赤道では1年を通して昼と夜の長さは同じになる。

図19 緯度と太陽の道筋

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図18の実験を,いろいろな緯度で試してみると,図19の太陽の道筋がわかります。

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