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※このウェブページは中学校理科3年の学習内容です。<3年p.201>

 星や太陽の1年間の動き

 毎日同じ時刻に見る星座の位置が1年を周期として西へずれていく動きを星の【年周運動】という❶。天球上の星の年周運動と太陽の動きを合わせて考えると,地球から見た太陽は,星座の間を西から東へと少しずつ動いているように見える。そして,1年後には,太陽は再び元の位置にもどる。このように,天球上で,太陽が星座の間を動く見かけの通り道を【黄道】という。

 太陽が天球上を1年かけて動いていくように見えたり,星の年周運動が起こったりするのは,地球が太陽のまわりを1年に1回公転しているからである❷(図28)。

(a)地球の公転と星座

(b)黄道を移動する太陽

図28 地球の公転と季節による星座の移り変わり

(b)の黄道の矢印は,太陽がそれぞれの星座を通る道筋で,日付はその時期を示している。太陽と同じ方向にある星座は,地平線の上に出ているのが昼間だけになるため,一日中観測者からは見えない。

↓人と地球をドラッグすることができます。

❶ 地球は太陽のまわりを1年(12か月)で,自転と同じ向きに1周(360°回転)する。それにともない,星は1か月に約30°(360〔°〕÷12〔か月〕)東から西へ動いていくように見える。

❷ 星座が東の空に昇る時刻や南中時刻は1か月に2時間ずつ早くなる。

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