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※このウェブページは中学校理科3年の学習内容です。<3年p.227>

私たちの生活はコンピュータやロボットの発達によりどのように変化しているでしょうか。調べてレポートにまとめてみましょう。

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 私たちの生活と科学技術

 近年,コンピュータやロボットが発達し,さまざまな産業で役立つようになった。私たちの生活は,常に変わり続けている。

自律的に測量を行うロボット

土木工事現場に,自律歩行できるロボットの導入がはじまりつつある。この四足歩行ロボットは,凹凸の多い地形でも,歩く能力が高い。360度カメラを搭載しており,工事現場の撮影,3次元データの収集などを,遠隔操作を交えて自律的に行うことができる。今後,建設業の大きな課題である担い手の確保,生産性や安全性の向上などの効果が期待されている。

アニメーション制作をAI(人工知能)で補う

日本のアニメは世界でも人気である。ただ,30分間のテレビアニメで3,500~4,000枚の原画をかく必要があるといわれ,それにかかる膨大な時間・労力・費用が問題にもなっている。それを補うため,人の制作した2枚の原画の間をうめる画像を,自動生成する技術が開発された。首,肩などの関節のデータ,髪形や目などの部位ごとのデータをもとに,AIを使って学習と評価をくり返した結果,キャラクター全身の複雑な動きに対応し,なめらかなアニメーションを半自動で作成できるようになった。これからの活用が期待される。

 科学技術の利用

 科学技術やその利用には,長所ばかりではなく,短所が存在する。たとえば,科学技術の発達による公害や武器への利用などの問題である。

 また,何が長所で,何が短所であるかの判断は人によっても異なり,状況が変われば「何が適切か」の判断も変わる。科学技術をどのように利用するか,私たちは,多様な考えをもつ人たちと話し合って決めてゆく必要がある。

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