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※このウェブページは中学校理科3年の学習内容です。<3年p.51>

 理路整然   どうする,実験装置

 中学校理科の実験は全国で行われているので,実験器具が整っています。しかし,独自性の高い探究をしようと思ったら,そのための器具が買えるとは限りません。「自分で器具を考える」「今ある器具を組み合わせる」などの必要があります。

 たとえばこの探究であれば,位置エネルギーを調べるための専用の実験器具(図16)があります。これを上手に使えば正確なデータをとれるのですが,学校に必ずあるとは限りません。ではどうするか。身のまわりの道具を組み合わせて,杭打ち実験機と同じしくみを再現したのが左ページの方法です。ほかにも,小学校で使った空気でっぽうの筒を利用して,図17のような実験装置も考えられます。正確なデータをとるために,ほかのくふうもできるでしょう。

 歴史上の科学者も今の科学者も,技術者と協力して実験器具をつくり出し,探究に挑んでいます。探究には,「目的にあった実験器具を発明する」という楽しさもふくまれると考えてみてください。

図16 杭打ち実験機

図17 空気でっぽうを応用した実験装置

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