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※このウェブページは中学校理科3年の学習内容です。<3年p.258>

資料 微生物が食品をつくる

 食品が腐ると人体に害のある物質(毒素)ができることが多く,食べられなくなります。これはカビやブドウ球菌など(菌類や細菌類)が食品を分解しながら増殖したことによります。しかし,菌類や細菌類の中には,毒素をつくらず,食品を加工する上で役に立つものも多くあります。

 納豆は,大豆に納豆菌(細菌のなかま)を加えてタンパク質を分解させうま味となる物質(アミノ酸)をつくらせています。また,大豆に麹菌(カビのなかま)を加えると味噌やしょうゆ,牛乳に乳酸菌(細菌のなかま)を加えるとヨーグルトやチーズ,ムギやブドウの果実に酵母(細菌のなかま)を加えるとビールやワインというように,さまざまな菌類や細菌類のはたらきで多くの食品(発酵食品)がつくられています。

納豆と納豆菌
味噌と麹菌
チーズと乳酸菌

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