gkt-horizontal-line
※このウェブページは中学校理科3年の学習内容です。<3年p.259>
発展 「食べる・食べられる」の関係と動物のすがた
生物の多くはたがいに「食べる・食べられる」の関係にあり,一部には捕食者から狙われづらいすがたが見られる。
ある種類は,風景の中にとけこむような色やもよう(保護色)があり,見分けられづらい。一方,たとえば毒針をもつハチのなかまは,その多くが目立つ色やもよう(警戒色)をもち,たがいによく似ている。このすがたによって,毒をもっていることが捕食者に気づかれやすく,狙われづらい。また,毒のない昆虫にも,ハチによく似たすがたをもつ種類がいる。
このように,生物がほかの生物やものに似ることを擬態という。
上の写真は,動物のすがたを示す目的であり,実際の大きさは考慮していない。